北海道奥尻町の議会が3月、田中敦詞(あつし)副町長(当時)の再任案に同意しなかったことを受け、新村(しんむら)卓実町長が田中氏に対し、町職員である同氏の妻の退職を暗に促し、妻が今月、退職願を提出したことが25日分かった。妻が町職員であることを理由に、再任に反対したとみられる町議の意向を踏まえたとみられる。町関係者によると、田中副町長選任案は27日の臨時町議会に再提案され、議会は同意する見通し。 新村町長は北海道新聞の取材に、「田中氏に『特別職として、けじめをつけた方がいい』と言った」と述べ、妻の退職を暗に促したことを認めた。その理由については「男女共同参画社会の時代だが、高給の町職員の共働きに批判的な町民の声もある」と話した。 新村町長は3月10日の町議会に、3月29日で任期満了となる田中氏の再任案を提出。議長と欠席の1人を除く6人が無記名投票した結果、賛成2、反対3、無効1で不同意と
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