フェムトセル無料配布で浮上した「ただ乗り」問題:ものになるモノ、ならないモノ(42)(1/2 ページ) ソフトバンクモバイルが通信品質改善策の一環として打ち出した、フェムトセルの無料配布。それがトラフィックの「ただ乗り」だとしてプロバイダ各社の怒りを招いている 連載目次 「救世主」のはずのフェムトセル無料配布が…… いまやTwitter上の流行語ともなったソフトバンク社長の孫正義氏の「やりましょう」が原因となり、プロバイダ業界関係者が怒りに打ち震えていることをご存じだろうか。 孫氏は、ソフトバンクモバイル(SBM)の携帯電話インフラに関して「電波が弱い」「圏外が多くて困る」「速度が出ない」といったユーザーの不満を解消すべく、3月28日の同社イベントでフェムトセル(家庭向けの小型基地局)の無料配布を公約した。この場で、基地局増設計画やWi-Fiスポット拡充などとの合わせ技による通信品質改善策
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