欠陥マンション 25年目に新事実 転がしたボールが、止まらない。 2020年1月、TNCが報じた福岡市の「傾斜マンション」問題。 この記事の画像(15枚) マンションの特別理事 佐々木太さん: (築)1~2年では、もうすでに出てきた。クラック(ヒビ割れ)は今に始まったことじゃなくて 入居後まもなく相次いだヒビ割れ。 施工会社側は、その箇所を補修した上で、「主要構造部分への影響はないことを確約します」と言い続けてきた。 だが、それ以降も異変は生じ続けた。 別の住民の部屋では、天井と壁に「隙間」ができていた。 夜には、灯りを消すと光が漏れてくる。 玄関ドアも閉まらない。 その問題の現場で、新たに衝撃の事実が判明した。 マンションの特別理事 佐々木太さん: 何と表現したらいいんですかね…、冗談じゃねぇと。ここまでくるのに25年ですよ JRの駅から徒歩3分の好立地。 事業主に名を連ねた大手企業のブ