来年11月にある米大統領選の民主党候補者指名争いに向け、ハーバード大のローレンス・レッシグ教授(54)が6日、出馬の意向を表明した。民主党としてはヒラリー・クリントン前国務長官らがすでに立候補を表明しており、6人目の候補となる。 レッシグ氏は米ABCの番組で「我々は政府が機能していないことを認識すべきだ」と強調。選挙資金や選挙権などの政治改革の実現を目指すとし、大統領になって関連法が実現すれば大統領職を副大統領に譲ると表明した。ただ、副大統領にだれを指名するかについては言及しなかった。(ワシントン=佐藤武嗣)