中日・岩瀬仁紀投手兼コーチ(43)が、人的補償を拒否して引退騒動を起こしていたことが本紙昨報によって明らかになった17日、球界に波紋が広がった。FA移籍のシステムそのものを揺るがす事件とあって、NPBも大きな衝撃を受けた様子。当該球団である中日、日本ハムナインらも困惑しながら重い口を開いた。そして渦中の中日・西山和夫球団代表(69)の言い分とは――。 中日にFA移籍した大野奨太捕手(31)の人的補償として、当初日本ハムは岩瀬を指名した。だが、岩瀬は「人的補償なら引退する」などと移籍を拒否。最終的に日本ハム側が“大人の対応”で人的補償から金銭補償に切り替え、岩瀬の移籍は実現しなかった。 フリーエージェント規約第10条7項には「旧球団から指名された獲得球団の選手は、その指名による移籍を拒否することはできない。当該選手が、移籍を拒否した場合は、同選手は資格停止選手となり、旧球団への補償については
![中日・岩瀬「人的補償」拒否騒動の球界への波紋 | 東スポWEB](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/87250999676ebbc75f30c761b99bf7185c2c21c5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftokyo-sports.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F0%2Fc%2F1200w%2Fimg_0c2ce07169e6116b967d0c32296f636336965.jpg)