冬山を登るために身につけておきたい雪崩対策の知識と、万一の場合にどのような行動をとればいいか? 雪崩は雪の斜面、があればどこでも起きる可能性があり、そこに人がいれば事故となる。毎年、雪山ではそんな雪崩事故があとを絶たない。 それぞれの事故を分析してみると、自然の猛威として防ぐのが困嫌だったものから、しっかりとした装備や知識、判断力があれば回避、もしくは生還できたかもしれない事例までさまざまです。 ●雪崩発生時の初期動作 <雪崩が発生した場合> まずは地形的に安全な場所に移動し、自分のパーティの点呼をし、被害の状況を確認する。 その時点で全貝が揃っていなくても、難を逃れている場合があるので、避難前の仲間同士やほかのパーティとの位置関係などを思い出しながら、あせらずに周囲を確認する。 目撃者がいる場合はその証言そしっかりと聞こう。 <遭難者がいることが決定的な場合> 雪崩れた斜面を目視で捜索。
![雪崩ビーコンの使い方。雪崩捜索の手順 | 自然を旅する 遊歩紀行](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fe28f899bad214b053992f1cc7f1e32936a41364/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Frambling.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2014%2F11%2Fy0122.jpg)