北陸新幹線開業後、JRから信越、北陸両線の一部を引き継ぐ「県並行在来線株式会社」(嶋津忠裕社長)は22日午前、新たな社名と開業後の路線名を発表した。社名は「えちごトキめき鉄道株式会社」、信越線区間(直江津―妙高高原)は「妙高はねうまライン」、北陸線区間(直江津―市振)は「日本海ひすいライン」とした。 社名と路線名は公募を基に選定。社名は、36年ぶりに自然界でひなが誕生したトキの名を冠し、全国にアピールすることを目指す。路線名は、雪解けとともに妙高山に現れる雪形「跳ね馬」と、光り輝く日本海をイメージした。嶋津社長は「地域の明るい未来と元気を感じさせる名称になった。名前に込められた期待に応えられるよう魅力ある鉄道づくりにまい進したい」と述べた。 新潟日報2012年6月22日