「ガンダム像」が“神”になった? アニメ「機動戦士ガンダム」の制作会社「サンライズ」がある西武新宿線上井草駅前(東京都杉並区)に3月登場した高さ3メートルの銅像に「さい銭箱」が置かれて“お参り”する人も出るなど町のシンボルとなっている。【河村成浩】 ガンダム像は、ガンダムなどサンライズ制作のアニメキャラを使って町おこしを進める地元の上井草商店街が、「町のシンボルを」と約2400人の署名を集め、杉並区に要望書を提出。区の補助金でサンライズの協力を得て、西武鉄道が敷地を提供して建てられた。 08年3月23日に開かれた除幕式では、富野由悠季監督や山田宏・杉並区長らも駆け付け、多くのファンでにぎわった。その後もアニメファンや通行人が数多く見物に訪れるようになった。西武鉄道上石神井駅管区の矢吹孝男副管区長は「ガンダム像は駅のすぐ前にあるので、改札口からのぞきこんで写真を撮って、帰る人がいるほど」とい