竜王戦 糸谷七段が初のタイトル獲得 NHKニュース Twitter などで既に書いたが、折角なのでブログにも書き残しておく。 結果として今回の竜王戦は、4勝1敗で糸谷哲郎七段が森内俊之から竜王位を奪取したわけだが、正直第三戦の時点でワタシは糸谷勝ちだと見ていた。 今回の竜王戦を見ていて思い出したのは、昭和60年前後に「花の55年組」と呼ばれた人たちが登場した一連のタイトル戦で、ワタシのようなロートル将棋ファンは河口俊彦老師の文章でよく読んだものである。具体的には内藤×高橋の王位戦、中原×中村の王将戦、米長×島の竜王戦である。 いずれも当時将棋界の中心にいた指し盛りの中年棋士たちが、どうも人間的に噛み合わない若い世代に対して苛立ち負けたわけだが、今回の森内が当時の中原や米長に重なって見えた。 ワタシが第三戦の時点で糸谷勝ちと思ったのは、糸谷七段が昼食休憩5分前に離席し、そのまま昼食休憩に入っ