wikiより引用 「ジミーの世界」事件 1980年9月28日、アメリカ・ワシントン・ポスト紙はジャネット・クック(Janet Cooke)記者の署名の入ったジミーの世界と いう長文の記事を報じた。それはワシントン市に住む8歳のヘロイン常習患者について描くもので、彼の母はヘロイン常習者がたむろする食堂を経営し、その愛 人は麻薬の密売人。ジミーの腕には注射のあとが残っているなど、生々しい2256語にのぼるルポルタージュであった。当時ヘロインはワシントンの深刻な問 題になっており、関心が高まっていた。 記事は市民に衝撃を与え、大きな反響があった。ワシントンの警察もジミーを保護するために大捜索を行った。しかし、そのような少年は見つからなかった。市長や警察はワシントンポストの記事に対する疑念を抱くようになっていた。 この記事で、ポスト紙は1981年、ピューリッツァー賞を受賞した。 しかし、やがてAP