EU=ヨーロッパ連合はユーロ圏の成長率について、ことしの予測をこれまでより0.1ポイント引き下げて1.1%とし、米中貿易摩擦やイギリスのEU離脱をめぐる混乱の影響でヨーロッパ経済の減速傾向が一段と強まっています。 それによりますとことし7月時点の予測から0.1ポイント引き下げ、ことしの伸び率は1.1%にとどまるとしています。 また来年も1.2%とし、これまでより0.2ポイント下方修正しました。 これはアメリカと中国の貿易摩擦やイギリスのEU離脱をめぐる混乱から輸出が落ち込み、製造業を中心に打撃が広がっているためです。 国別にみますと輸出産業が盛んな域内最大の経済大国ドイツはGDPの伸び率がことしは0.4%、来年は1%にとどまる見通しであるほか、財政問題に揺れるイタリアはことしの伸びが0.1%、来年は0.4%と見込まれ、主要国の低迷がユーロ圏全体の成長率を押し下げる構造になっています。 ヨー
![ヨーロッパ経済 減速傾向 一段と強まる | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0e7d14a55552a7cfdf68bee7f5b2f62bfad4c395/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20191108%2FK10012168901_1911080550_1911080551_01_03.jpg)