「この件には触れたくない思いと、考えたくないというのが自分の思いです」 1月15日、長崎市内で報道陣の取材に答えた福岡ソフトバンクホークス・和田毅投手(42)。「人的補償」騒動の真相とは。
HOME 記事 野球 ソフトバンクの14年前にもあったFA人的補償“疑惑の裏交渉”…小久保監督は内川聖一氏の人的補償候補だった?! ソフトバンクが西武からFAで獲得した山川穂高(32)の人的補償は甲斐野央(27)で決着したが、一部報道でベテラン左腕の和田毅(42)の名前が取り沙汰された問題が今なお尾を引いている。ソフトバンクのフロントの見通しの甘さが指摘されているが、実は14年前にも同じような“裏交渉”によって問題を解決していたという、もうひとつの疑惑が浮上したのだ。ルールの穴をつく“抜け道”をなくすための制度の見直しが必要かもしれない。 和田の対応を巡りSNSで炎上 ソフトバンクの和田が長崎で行っている自主トレ先で今回の人的補償騒動についての質問を受けて、答えに窮した対応が、またSNSやネット上で炎上した。すべての真相は藪の中だが、西武の指名選手が甲斐野で決着する前に一部スポーツ紙が、和
山川の人的補償で甲斐野が移籍「チームのために一生懸命投げることだけ」 ソフトバンクの和田毅投手が15日、長崎市内で自主トレを公開した。人的補償に関する一部報道について「いろいろな報道というか記事とか出ているみたいですけど、自分としてはこの件には触れたくない思いと、考えたくないというのが自分の思いです」と言及した。 昨年12月、チームは西武から国内FA権を行使した山川穂高内野手を獲得した。山川はAランクと見られ、人的補償が発生。山川の獲得発表から23日が経った1月11日、一部報道では和田の名前も挙がっていたが、甲斐野央投手の移籍で決着した。 和田の自主トレには報道陣60人、テレビカメラ10台が集結。「今来ていただいているファンの方からのメッセージもいただいているので、自分ができるのはチームのために一生懸命投げることだけです。その準備をしっかりとするだけだなと、そういう気持ちです」と話した。
GMに返した「引退します」の言葉 舞台裏では、なにが起きていたのか。 西武からソフトバンクにFAで移った山川穂高の人的補償を巡り、両球団は1月11日の夕刻に甲斐野央が移籍することを公表したが、同日付の一部スポーツ紙が西武は和田毅を指名する方針を固めたと報道したことを受け、朝からすでに大きな波紋を呼んでいた今回のFA騒動。 それは誤報に過ぎなかったのか、それとも指名選手を急遽、変えなくてはいけない事情が発生したのか。 「引退します」 西武から人的補償として指名されたことを聞かされた和田は、そう告げたという。球界関係者が経緯を明かす。 「西武は9日の段階でソフトバンクに人的補償として和田を選んだ旨を伝えています。ですが、それはソフトバンクにとっては想定外だった。西武は先発投手陣が充実していますし、和田は今年43歳となり、推定年俸も2億円と高額。指名されることはないだろうと踏んでプロテクトしなか
日本野球機構(NPB)は11日、西武山川穂高内野手(31)が故障者特例措置制度により、国内FA(フリーエージェント)権を取得見込みであるとした。 問い合わせが多数きているとして、パ・リーグの保科求己統括が報道陣に対応した。オールスター後に西武球団より特例措置への届け出があったことを確認。「資格者の公示日に、国内FA権取得選手として、山川選手が公示される見込みです」と話した。 同内野手は権利取得までの1軍登録日数が「残り17日」となっている。ただ、4日に自らの不祥事への球団処分として「公式試合の無期限出場停止」を受けた。そのため、今季中の1、2軍戦への公式戦出場の可能性は限りなく低くなっている。 一方で、今年4月10日に右ふくらはぎの強い張りで登録を抹消された。その後、4月27日の2軍のイースタン・ロッテ戦(ロッテ浦和)で実戦に復帰した。この期間分が故障者特例措置の対象となり、「残り17日」
ソフトB、日本ハムFA近藤に4年総額30億円!! 争奪戦必至の巧打者に超破格条件提示
巨人に再び激震が走った。広島から巨人にFA移籍した丸佳浩外野手(29)の人的補償として、長野久義外野手(34)が広島に移籍することが7日、発表された。西武からFAで加入した炭谷銀仁朗捕手の人的補償で移籍した内海哲也投手に続き、またも生え抜きのスター選手が巨人から流出することとなった。 長野は06年のドラフト会議で日本ハムに指名されたが、巨人入りを熱望して、社会人のホンダ入り。08年の同会議でもロッテから指名されたが、再び入団を拒否した。09年ドラフト1位で巨人に入団。ルーキーイヤーの10年に新人王を獲得。11年には首位打者に輝くなど、強打の外野手としてチームをけん引してきた。昨季は9年目で初めて規定打席に届かなかったが、116試合に出場し、打率2割9分、13本塁打、52打点の成績を残していた。 過去、巨人からFA人的補償で他球団に移籍した選手は以下の通り。長野で13人目となった。 96年
衝撃の事実が16日、発覚した。日本ハムは14日に海外フリーエージェント権を行使して中日に移籍した大野奨太捕手(31)に関し、人的補償を求めず、金銭補償を求めると発表したが、舞台裏で日本ハムはある選手に白羽の矢を立てていた。それが何と球界のレジェンド・岩瀬仁紀投手兼コーチ(43)だったのだ。岩瀬の日本ハム移籍はなぜ幻となったのか。詳細をお伝えする。 日本ハムが中日にFA移籍した大野奨に関し金銭補償で決着したことに違和感を感じた人も多かっただろう。昨年12月20日、中日から28人のプロテクトリストを提出された日本ハム・吉村浩GM(53)は「検討に値するということです。栗山監督にも報告しました。たぶんウチは金銭だと思っているでしょうけど、ファイターズとしてインパクトはありますね。すぐには決まりません。これからです」と魅力的な選手がプロテクトから漏れていることを喜々として明かした。 球界関係者によ
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