大野奨太のFA補償が金銭で決着し、いささか意外だったのだ。経緯をたどると同選手のFA契約締結合意公示が昨年12月13日、ルールではそこから40日以内に補償内容を確定させる手筈だった。ファイターズは増井浩俊(オリックスへFA移籍)のケースと異なり、人的補償を求める方向と報じられた。同20日、吉村浩GMが中日から届いたプロテクトリストに関し、「ファイターズとしてインパクトのあるリストでした。検討する価値のあるものと考えています」と示唆したからだ。 インパクトのあるリスト。 僕のような長年の日ハムファンにとっては心躍るフレーズだった。うわ、誰かなぁと選手名鑑をひっぱり出して、検討を重ねた。知り合いの中日ファンに見解を尋ねたりもした。それが、松が取れ、仕事始めの週になってもなかなか発表にならない。自主トレのニュースが出始めた。僕は「大野 人的補償」と検索をかけるのが日課になってしまった。ここが確定
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