東京・千代田区の区長が、家族とともに所有する区内のおよそ1億円の高級人気マンションの部屋が、一般には販売されず通常土地の所有者などに提供される「事業協力者住戸」と呼ばれる部屋だったことが分かりました。 このマンションは区の許可を受けて高さ制限が緩和されていて、専門家は「抽選をせずに部屋を優先的に入手した疑いがあり、きちんとした説明が必要だ」と指摘しています。 取材に対して区長は「購入の手続きは家族が行ったので、詳しい経緯は知らない」などと話しています。 登記簿などによりますと、東京・千代田区の石川雅己区長(79)は東京・千代田区三番町にある地上18階建ての高級マンションのおよそ1億円の部屋を、妻と次男と共同でおととしから所有しています。 関係者への取材やNHKが入手した資料によりますと、マンションの92部屋のうち3部屋は、一般向けには販売されない「事業協力者住戸」と呼ばれる、通常マンション
![千代田区長が優先的に部屋入手か|NHK 首都圏のニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7083a3bcc8bef46de72c2c00025798a0081d96ae/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fshutoken-news%2F20200306%2F1000045097_20200306185307_m.jpg)