ことしの米アメリカンフットボール(NFL)でドラフトの目玉の1人、ノートルダム大のLBマンティ・テオが、美談のヒーローから一転してスキャンダルの主人公になっている。 話の発端は昨年9月。ハワイ出身のテオの祖母が72歳で亡くなり、その6時間後にはスタンフォード大に通う恋人のレナリー・ケクアさん(当時22歳)まで白血病で亡くなったと伝えられた。しかし「私が死んでもプレーは続けて」という恋人の言葉に励まされ、3日後のミシガン州立大戦に20-3で大勝。スポーツ専門誌が特集し、CBSテレビも「悲劇と勝利」というタイトルでケクアさんの写真付きで報じた。 1月の全米チャンピオンを決めるBCSには敗れたが、テオ選手はハイズマン賞の2位に入り、NFLの上位指名を確実視されている。 ところが16日(日本時間17日)になって、スポーツの話題を中心に扱う『デッドスピン』という人気サイトが「テオの恋人だったケ