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くるりに関するARUEのブックマーク (2)

  • 「くるりの一回転」|くるり official

    時代は90年代半ば。それは日のポップ音楽にとってとても芳醇な時代でした。「CDショップ」と呼ばれる業態が全国的に一般化し、それまでアナログ・レコードでは手に入らなかった膨大な過去の名盤カタログがCDという形で一斉に復刻され、誰にでも気軽に手に入るようになった時代でした。しかも、以前なら考えられなかったような巨大な敷地面積の売り場の中で、古今東西の名盤がずらりと並べられることになったのです。今からは想像もつかないことですが、それはそれは壮観な眺めだったのです。 映画『サムサッカー』の監督でもあり、ビースティ・ボーイズのレーベル〈グランド・ロイヤル〉のカタログのアートワークをいくつも手掛けたグラフィック・デザイナーでもあるマイク・ミルズは、90年代の半ばに僕にこんな風に語ってくれたことがあります。タワー・レコードは僕らの世代のMOMA(ニューヨーク近代美術館)なんだ。そう、まさにその通りだっ

    「くるりの一回転」|くるり official
  • くるりが描き出した「見落とされがちなもの」 | CINRA

    5月に発表された2枚組のカップリング・ベスト『僕の住んでいた街』で、キャリア初のオリコン・チャート1位を獲得したくるりのニューアルバム『言葉にならない、笑顔を見せてくれよ』は、ポップ・ミュージックのあり方をもう一度見つめ直すための作品である。シンプルな3ピース編成で、地元・京都で録音された作は、岸田繁いわく「スペックの低い電車」であり、特別なトピックがあるわけでもなければ、ジャンル間の横断・融合といったお題目があるわけでもない(くるりの場合、それは前提として内包されているのだが)。しかし、ふとチャートに目を落としてみると、そんなスペックの低い、低性能な音楽こそが、実は今もっとも世の中に欠けている音楽であり、作のようにある意味では気楽に、自由に楽しめる音楽こそが必要なのではないかと気づかされる。ゆったりとしたアルバムのテンションとは真逆のその反骨心が、実にくるりらしいアルバムなのだ。 (

    くるりが描き出した「見落とされがちなもの」 | CINRA
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