KDDIは11月1日、2018年3月期第2四半期の決算を発表した。売上高は前年同期比5%増の2兆4160億円、営業利益は同1.9%増の5425億円と、前期に続いて増収増益を記録し、好調を維持する形となった。 好調な要因の1つは、モバイル通信料収入の増加だ。au契約数に加え、傘下企業のMVNOを含めたグループ全体でのモバイルID数が1.5%増の2608万に伸びており、モバイル通信料収入も1.1%の増収を記録しているという。最も収益性が高いauの契約数は今なお減少傾向にあるが、MVNOが伸びていることに加え、au自体の通信ARPAが前年同期比2.2%増の5970円と、順調に伸びていることで補っているようだ。