ドナルド・トランプ米大統領が6月20日(現地時間)にオクラホマ州タルサで開催した大統領選に向けた大規模集会は、米Forbesによると、1万9200人収容の会場に約6200人しか集まらないという空席の目立つものになった。 米New York Timesは、「10代のTikTokユーザーとK-Popファンがイベントを失敗させるために数十万のチケットを入手した」と報じた。 この大会は当初、奴隷解放記念日の6月19日(Juneteenth)に予定されていたが、批判が高まる中、翌日に延期された。トランプ氏はこの記念日について知らなかったという。ジョージ・フロイド氏が白人警官の暴行で亡くなったことを契機に再燃する人種差別運動の中、3カ月ぶりの集会開催地としてタルサを選んだことも批判されている。タルサでは1921年、黒人の大量虐殺が行われたことで知られているからだ。 米CNNは16日、タルサ集会に反対す