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映画に関するAinHandのブックマーク (3)

  • 超映画批評「アメリカン・スナイパー」100点(100点満点中)

    アメリカン・スナイパー」100点(100点満点中) 監督:クリント・イーストウッド 出演:ブラッドリー・クーパー シエナ・ミラー 神からの警告 アメリカでこの映画のことを好戦的とか、ヒロイズムを強調しすぎだとか、アメリカ万歳イズムだなどといって批判する人たちがいると聞いて、私は仰天した。いったいどこをどう解釈すれば、そんな真逆の受け取り方をするのだろう。 頑健な肉体と精神、たぐいまれな能力に恵まれたクリス(ブラッドリー・クーパー)は、強者に生まれた責任感と愛郷心から海軍に志願する。やがて特殊部隊ネイビー・シールズ最強の狙撃手となった彼は、イラク戦争の最前線で目覚ましい活躍を見せる。だが、同時にテロリストにとって高額の賞金首となるのだった。 オバマ大統領夫人まで巻き込んだ大議論となっている「アメリカン・スナイパー」をめぐる騒動だが、それも納得のすさまじい完成度である。私に言わせればこの映画

  • 『インターステラー』視覚化せよ!ブレーンワールド

    ジョルジュ・メリエスが映画のなかで、特殊撮影によって人類を月に送り出してから、現在まで続くSF映画の系譜のなかで、『インターステラー』は劇映画として、学術的な視点から、宇宙の神秘に最も深く踏み込んだ作品ではないか。 こういうことを言うと、「映画なんかよりもSF小説の方がはるかにすごいし深いところまでやっているぞ」という人も出てくるかもしれない。だがそれは、小説映画との制作方法の違いから、仕方のないことだと感じる。 映像作品は、描くものを視覚化しなければならず、読者に文章で長く状況や科学的な理論を説明することもできない。なので、複雑な状況を描き、科学的な考証が高いレベルに達するSF映画が稀少になってしまうというのは必然といえる。 実際には、近年のSF映画を引っ張ってきたのは、宇宙物理の学術知識というよりは、SF小説の存在であったといえるだろう。 そのなかで、オリジナル脚の『インターステラ

    『インターステラー』視覚化せよ!ブレーンワールド
  • フランス人の『おもひでぽろぽろ』評: びざろいど

    先日、初めて三鷹の森ジブリ美術館に行ってきました。迷路のような展示を楽しみまくり、カフェでビール「Kaze no Tani」を飲み、「星をかった日」の美しい映像に心洗われました(一緒に行った人には不評でしたが・・・)。 意外だったのは、館内の使用言語が日語のみであること。展示物(特に常設展示「映画の生まれる所」)や上映作品の面白さが、日語を理解しない外国人にはかなり伝わりにくいのではないか、せめて英語の説明文や字幕はつけられないのかなぁ、と思いました。 それはともかく、『おもひでぽろぽろ』のフランス人評をご紹介。 フランス語圏で最大かつ最も詳細なジブリ作品総合サイト、BUTA Connectionから翻訳と掲載の許可を頂きました。日語で大変丁寧な返信がきて驚きました。 『おもひでぽろぽろ』は、フランス語字幕版DVDが『Omoide poroporo』の題名で今年10月にBuena V

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