アプリとWebサイトを併用して運用している場合、ユーザーのアクティブ率やスティッキネス(粘着性)の把握のために、Webサイトでも「DAU/MAU比率」の指標を把握しても良いと感じます。アプリとWebサイトがユーザーにとって「類似の体験」として運用している場合に、です。 スティッキネスの計測としてのDAU/MAU比率 「Webサイトを運用していて途中からアプリの運用も始めた」場合、ユーザーの利用の一部はWebサイト中心からアプリ中心へと移行します。運営側は「Webとアプリの全体で成長しているか」を一つの基準にしますから、両者に共通する指標があると把握しやすくなります。アプリの分析ツールにセッションの概念がない場合、共通して状況把握できる指標が限られるというのもあります。 例えば「アクティブ率」という指標は名称もフワッとしていて定義を明確にしなければいけません。Webサイトでも使用する前提であ
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