昨年8月中旬以来、健康不安説が取り沙汰されていた金正日総書記だが、1月23日の旧知の王家瑞中国共産党対外連絡部長との会見では脳卒中の後遺症による左手足の麻痺や言語障害も見られずほぼ以前の状態に戻ったようだ。 健在振りを誇示した格好の金総書記は、中国要人との会談では①朝鮮半島の緊張を望んでいない②中国と協議・協調して6か国協議を進展させ、朝鮮半島の非核化に努める③関連する当事者と平和的に共存することを望んでいると語ったと伝えられていた。しかし、その言葉とは裏腹に北朝鮮の行動は米韓両国を挑発し、朝鮮半島の緊張を助長させている。韓国に全面対決を宣言した北朝鮮は、オバマ政権に対しても「米国の対朝鮮敵視政策と核の脅威の根源的な清算なしには、100年経ってもわれわれが核兵器を先に手放すことはない。米国が関係正常化を朝鮮核放棄の代価と考えるなら、それは誤算だ」と述べ、米朝関係正常化をもってしても、核を
Commons:2009.2.6 from辺真一 の「コリア・レポート」 3.2006年7月のミサイル発射について 韓国政府は2006年7月の北朝鮮のミサイル発射に関連する情報と政府の対応に関する資料を国会外交通商委員会に提出した。それによると、ミサイル発射の経緯は以下のとおり。 ▲ミサイル発射の経過 ①北朝鮮は7月5日午前3時32分から7基のミサイルを東海(日本海)上に発射した。 −午前3時32分頃、江原道安寧郡旗対嶺(キッテリョン)所在の発射場から1発目が発射され、続いて4時4分、5時、7時12分、7時31分、8時17分、及び午後5時22分に計7発のスカッドミサイル及びノドン・ミサイルが発射された。午前5時の3発目はテポドン2号で、咸鏡北道花台郡の舞水端里(ムスタンリ)から発射された。 ②スカッド及びノドン級ミサイルの正確な着弾地点は確認されなかったが、テポドン・ミサイルは失敗
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く