漫然とサラリーマンを続けるだけでは「億万長者」にはなれない。雑誌「プレジデント」(2017年8月14日号)の特集「億万長者入門」では、5つの方法で富を手に入れた5人にそれぞれの方法論を聞いた。第2回は鎌倉投信社長の鎌田恭幸氏が語る「株投資」の極意について――。 投資の目的に「社会的意義」を意識する富裕層 鎌倉投信では「結い2101」という投信ファンドを扱っています。これは誰でも参加できる「公募型」で、「無期限の投資信託」であり、「直接販売」の形をとっています。多くの銀行や証券会社が行っている窓口販売とは異なり、運用者や投資先の顔が見える点が大きな特徴です。2101年、つまり22世紀につながる価値を多くの人とともに創っていきたいと願って名付けました。 2010年3月に運用スタート。設定当初の顧客口座数は267でしたが、今年6月末には1万7150にまで増えました。ファンドの規模(純資産総額)も
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