襲撃事件が起きたパキスタン・ペシャワル(Peshawar)の学校の壁の弾痕(2014年12月17日撮影)。(c)AFP/FAROOQ NAEEM 【12月18日 AFP】パキスタン北西部ペシャワル(Peshawar)の学校を襲撃したイスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(Tehreek-e-Taliban Pakistan、TTP)」の戦闘員らは、数人を解放してもよいと語って生徒から立候補者を募った後、同級生らの前に一列に並ばせて射殺した──生存者らが恐怖の出来事を証言した。 16日、TTPの武装集団は軍の運営するペシャワルの学校を襲撃し、生徒132人を含む148人を殺害した。 これまでの証言で明らかになったところによると、武装犯らは無差別に生徒たちを銃撃した。生存者は、武装犯が立ち去るのを死んだふりをしてやり過ごしたという。 だが、肩に2発の銃弾を受け、ペシャワルの病院で治療を受けた