相手が気づかないうちに鍵をコピーするというと粘土に押しつけて型を取るというのがよく知られた方法ですが、よくあるギザギザの鍵なら遠くから望遠レンズで撮影した画像からでも複製することができます。 ソフトウェア「Sneakey」を開発したのはカリフォルニア大学サンディエゴ校のサヴェージ教授のチーム。「ウェブ上に自分の鍵の画像をさらしている人がいるが、それがいかに無防備であるか実証するために開発した」とのこと。ソフトは研究用のため一般には公開されていませんが、かなり恐ろしいソフトです。 まず、ターゲットの鍵と同じメーカーのブランク(溝を掘る前の合い鍵)を用意し、事前に形状をスキャンしておきます。次にターゲットの鍵をなんらかの方法で撮影し、その画像内の鍵とブランクの特徴点(先端やホルダー用の穴など)をクリックして選択します。 たったこれだけの動作で、画像内に写っているターゲットの傾きや遠近による歪み