シャープは7月20日、現在の電子書籍フォーマットXMDF(ever-eXtending Mobile Document Format)を高機能にし、動画や音声にも対応した次世代電子書籍フォーマット「次世代XMDF」を開発したと発表した。年内にも配信サービスを開始するほか、独自のタブレット端末を投入し、本格的に電子書籍事業に参入する。 左:シャープ執行役員 情報通信事業統轄の大畠昌巳氏、右:シャープエレクトロニクスマーケティングカンパニーオブアメリカ 家電マーケティング本部本部長のボブ・スキャグリオン氏 シャープの予測によれば、日本国内における電子書籍専用端末の販売台数は2010年度に110万台、2011年度には520万台、2012年度には750万台に上るという。世界では2010年度に1800万台、2011年度には4000万台、2012年度には5600万台と予測しており、この2〜3年でさらに