iPhone4、XperiaなどのスマートフォンやiPadといった、電子書籍を手軽に楽しめる端末が多数発売されたことから2010年は「電子書籍元年」と言われている。しかし、閲覧できる端末は増えているものの、肝心のコンテンツが充実しているとは言い難いのが現状だ。各社ともに電子書籍コンテンツの配信方法を模索してる段階だろう。 なかなか煮え切らない電子書籍市場だが、6月以降、携帯電話大手3社が立て続けに電子書籍ビジネスへの本格参入を発表している。 30以上の新聞や雑誌を定額で読める「ビューン」--ソフトバンク 口火を切ったのはソフトバンク。iPhoneやiPadで「週刊朝日」「FRIDAY」「CanCam」など、30以上の雑誌や新聞を定額で読むことができるコンテンツ配信サービス「ビューン」を6月1日に開始した。 しかし、開始直後より予想を大幅に上回るアクセスが集中したため、同日サービスを一時停止