『閃光ライオット2013』でファイナルまで勝ち上がったことなどからシーンの注目を集めているとけた電球が、前作から2年ぶりとなる2ndアルバム『魔法が使えないから』を完成させた。スタイリッシュな味わいと抒情性を併せ持った彼らならではの持ち味が詰め込まれた同作は、非常に魅力的な一作といえる。さらなる飛躍を遂げることを予感させるアルバムのリリースを受けて、BARKSはとけた電球の全員インタビューをオファー。BARKSでは初インタビューということで、『魔法が使えないから』を軸にしつつバンドのプロフィールなども語ってもらった。 ◆とけた電球~画像&映像~ ■結構長く付き合っていた彼女と別れたばかりのころ ■今回のアルバムの軸になる「魔法が使えないから」を作りました ――とけた電球は、どんな風に結成されたのでしょう? 岩瀬賢明(以下、岩瀬):2012年の夏頃に僕と塩田、高城の3人で一緒にいたら、ちょう