谷山浩子ファンにとって、それはすでに9月の季語。16回目を迎える<猫森集会>が今年も開催され、A~Dの四つのプログラムのもと、5人のゲストと共に一期一会の心あたたまる演奏が繰り広げられた。BARKSがお送りする猫森集会2017特別レポート、その第一弾は9月17日に行われたBプログラム。初共演となるギタリストの押尾コータローをゲストに迎え、“ギターに恋する日曜日”と題したコンサートの模様を振り返ろう。 四方を客席に囲まれた、こぢんまりとした空間に置かれたピアノとシンセサイザー。いつものように前半は谷山浩子と相棒の石井AQの二人だけで、秋の訪れをしみじみと感じさせるスローナンバー中心の穏やかな幕開けだ。凛としたピアノの音色が胸に沁み入る「ひとりでお帰り」、淡く青い照明が浅い海の底を思わせる「冷たい水の中をきみと歩いていく」と、シンプルな演出と歌の力だけで一瞬で観客を非日常へと引きずり込む、その
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