▲クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング『デジャ・ヴ』(1970年) グラハム・ナッシュは、当初、クロスビー、スティルス&ナッシュにニール・ヤングを加入させるとの提案に乗り気ではなかったが、彼と直接会い、朝食を共にするとすぐに考えが一変したそうだ。 ◆クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング『デジャ・ヴ』画像 クロスビー、スティルス&ナッシュは1969年にセルフ・タイトルのデビュー・アルバムを発表。ナッシュは「僕らは、このバンドがユニークで他とは違う、ヴォーカル・ブレンドが素晴らしく、曲は上質だと知っていた」と、バンドの方向性を変える必要はないと考えていたという。 彼は『Ultimate Classic Rock』のラジオ番組でこう話した。「(アトランティック・レコーズのアーメット・アーティガンにヤングの加入を提案されたとき)僕はハッピーではなかった。僕らが創り上げたヴォーカル・ブレンド