ISOT会期中の3日間、各ブースを回った文具王は次のように振り返る。「大手文具メーカーの出展は例年と同様で少なく、ISOT自体の規模は縮小している。それはさみしいことではあるが、逆に小規模ブースで出展していた個人事業主などが自身のアイデアを生かした面白い文具を出展している印象を受けた。 大規模ブースではキングジムが相変わらずユーザーの想像の斜め上を行くデジタルとアナログを融合した製品を矢継ぎ早にリリースしていたり、コンパスなど学童文具に強いソニックが、あえて今学童向けに利便性とユニークさを取り入れた新製品を真剣に開発したりしていて好印象を受けた」