政府は25日、高速道路で行う「あおり運転」の行為に対し、車間距離不保持の違反点数を現在の1点から2点に、反則金を普通車で6000円から9000円に引き上げる内容の改正道交法施行令を閣議決定した。 罰則も「5万円以下の罰金」から「3月以下の懲役または5万円以下の罰金」に厳罰化する。高齢ドライバーの保護などが狙いで、今年10月1日から施行する。 道交法は前方の車が急停止した際、追突を避けられるだけの車間距離をとるよう義務付けており、全国の警察本部は昨年、高速道路を中心に1万1939件の違反を取り締まった。