2017年10月1日… 中国広東省の中央に位置する東莞市に住む21歳の女性は、朝目を覚ますと、すぐに身体へ異変を感じた。 「右目が見えない…」 女性は両親に連れられて、すぐに病院を訪れ眼科医の診察を受けると「網膜動脈閉塞症(もうまくどうみゃくへいそくしょう)」と診断された。 Photo|worldofbuzz.com これは、目の網膜を流れる動脈が詰まってしまい、血液が行き渡らなくなってしまう症状。 血液が正常に流れないと、網膜の細胞は酸素不足で死滅してしまうため、最悪の場合、視力を失ってしまうこともある。 この症状は高齢者に多く、糖尿病などと併発する人もいるが、なぜ、21歳の若い女性に網膜動脈閉塞症が起きてしまったのか? その原因は「スマホゲーム」だった。 スマホゲーム依存症の悲劇 21歳のウーさんは、金融関係の会社に務めるOL。 そんな彼女がハマっていたのは「王者栄耀(おうしゃえいよう