Intel Developers Forumの最終日、朝の基調講演はソフトウェア開発とIntelのR&Dという2つのテーマで行なわれることが定番になっている。以前はソフトウェア開発ではなく、半導体製造技術とR&Dという組み合わせでテーマを選ぶことが多かったが、昨今、マルチコア化を進めるためのマルチスレッドプログラミングが大きなテーマになっていたため、ソフトウェア開発が選ばれることが多くなっている。 しかし今年のソフトウェア開発に関する基調講演は、中国をはじめとするアジア圏との協力関係を築くためのメッセージが中心となった。世界中に分布するプログラマの人数は、かつて米国が圧倒的に多かったが、現在はアジアが抜き去っている。さらに中国のプログラマ人口は、2011年までに3倍になるとの予測があり、ソフトウェア開発の中心は米国からアジアへと完全に移るだろうというのがIntelの予想だ。 ●ソフトウェア