前回「どのように社内LANを設計するのか」」ではLAN構築の例を通してネットワーク設計の概要をご紹介しました。引き続きWAN設計・構築の概略をご紹介していきたいと思います。 通信サービスの進化(実際は不況のあおりを受けたコストダウンの工夫の足跡?)によって、LANとWANの設計上の違いはWANがLANに近づく方向で埋められてきています。一般的にTCP/IPを使用した通信を考慮するならば、前編で紹介した方法で設計・構築ができるようになってきています。WANの設計でLANとの違いは以下の4点ではないかと思います。 WANの設計でLANとの違い ・通信事業者のサービスを使わなければならず、自前構築はほぼ不可能 (大事なところは他人任せ) ・WAN接続のために専用の通信機器が必要なことがある ・WANサービスを利用するには毎月費用負担が必要 ・LANより遅い通信速度で使用せざるを得ない (お金に糸
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