社会人向けビジネススクールのグロービス経営大学院は、4月にオンラインで大学院の全カリキュラムを受講できる「オンラインMBA」の本科プログラムを開講した。 グロービスは全国で東京、大阪、名古屋、仙台、福岡の5拠点にキャンパスを持ち、一方的な講義形式ではなく受講生同士のディスカッションを通じてビジネスリーダーとしての資質や人的ネットワークの構築を促すことを教育方針としてきた。オンライン教育においても、こうした教育方針を貫けるのか、どのように実現しようとしているのか。グロービス経営大学院学長の堀義人氏と、オンラインMBA責任者の荒木博行氏に聞いた。 オンラインMBAの目的は、教育における地域格差の解消 ――グロービスがオンラインMBAを開講することになった経緯について教えてください。 堀氏 : グロービスでは以前からオンラインによる教育の可能性を模索してきましたが、グロービスがこだわってきたディ
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