IDやパスワードとともに使われる「秘密の質問」について、情報処理推進機構(IPA)は、質問内容によっては第三者に答えを推測されてしまう場合があると、注意を呼び掛けた。答えを推測されにくい使い方をアドバイスしている。 「秘密の質問」は、ユーザーがIDやパスワードを忘れてしまった際の本人確認などで使われることが多い。よくある質問内容は「あなたの母親の旧姓は?」「あなたのペットの名前は?」といったもの。しかし、質問の答えに実際の名前を設定してしまうと、第三者にバレやすい。ペットの名前でも、ユーザーがSNSなどで「●●ちゃん」などと投稿していれば、簡単に分かってしまうという。 IPAは、まず「秘密の質問」以外にユーザーを確認する方法(例えば、ワンタイムパスワードなど)があれば、その方法を利用するか、併用することを推奨している。また「秘密の質問」を使う場合は、第三者に推測されにくい「答え」を設定しつ
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