次々と出る良好な実験データ─「うまくいきすぎて、怖いくらいでした」と、持田啓佑・大学院生は研究を振り返る。オートファジーは、細胞内の大規模分解システム。世界中で激しい研究競争が繰り広げられているこの分野で、細胞の小胞体に加え、核のオートファジーの仕組みをも明らかにすることに、わずか2年ほどで成功したのだ。
![激しい研究競争を制し「小胞体と核の仕組み」をたった2年で解明したのは、日本の大学院生だった](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/70f5b7b1e046b29151de6cb20e20c0f4d5fd7f52/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.huffingtonpost.com%2Fasset%2F5c637d9d3b0000b6036b171d.jpeg%3Fops%3D1200_630)
コドンに次ぐ新たなDNAコードが発見されたという話。 新たな遺伝コードを発見、遺伝子制御に関与か 国際研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News ヒストンコードってのもあっただろ。何でも新たな概念にすればいいと思いやがって。 論文こちら〜Exonic Transcription Factor Binding Directs Codon Choice and Affects Protein Evolution ゲノムには大雑把に言って「タンパク質をコードする遺伝子」の部分と「転写因子が結合して遺伝子を発現させる」部分があります(ホントはもっといろいろある)。で今回の発見は、タンパク質をコードする配列が転写因子結合配列でもあるということがわかったちゅう話。 「この遺伝子からはこういうタンパク質を作ります」って情報だけかと思ってたら「この遺伝子を発現させて」という情報も隠されてた。ダブル
産業技術総合研究所(産総研)は10月30日、大阪大学(阪大)の協力を得て、生物種に固有と考えられてきた「16SリボソーマルRNA(rRNA)遺伝子」を異種生物由来のものにより置き換えることが可能であることを発見したと発表した。 成果は、産総研 生物プロセス研究部門 合成生物工学研究グループの宮崎健太郎研究グループ長、同・安武義晃主任研究員、阪大大学院 情報科学研究科の北原圭研究員(前・産総研特別研究員)らの研究グループによるもの。研究の詳細な内容は、日本時間10月30日付けで米国科学雑誌「米科学アカデミー紀要(PNAS)」にオンライン掲載された。 画像1。リボソーム30Sサブユニットの立体構造。リボソーム30Sサブユニットは、16S rRNA(緑)と21のタンパク質(白)から構成される超分子複合体だ リボソームは全生物が持つ細胞小器官であり、核酸にコードされた遺伝情報を機能(タンパク質)へ
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