サッカーの地域リーグをご存じだろうか。全国リーグである日本フットボールリーグ(JFL)と都道府県リーグの間に位置するカテゴリの社会人リーグで、今年から発足したJ3(Jリーグ第3部)への参入をめぐり、全国で地域リーグの大会が過去最大級の注目を集めている。 そんな地域リーグの中で、ひときわ異彩を放つクラブがある。ガンバ大阪、セレッソ大阪に次いで大阪府3番目のJリーグ参入を目指すプロサッカークラブ、FC大阪だ。 FC大阪の特徴は、ユニークなクラブ経営メソッドにある。ブラジル名門クラブであるグレミオ・フチボウ・ポルト・アレグレンシ(グレミオ)などでプレーしたラファエルのほか、今シーズンはJ1経験者である山瀬幸宏、近藤岳登、紀氏隆秀らの補強を行うなど、地域リーグの枠にとどまらない選手層を誇り、さらに女子クラブ、U-18、シニアチームの運営に加え、ブラジルに育成組織の支部を立ち上げている。 また、海外