AmazonとGoogleによって膨大な種類の商品を少量ずつ長期に渡って売る「ロングテール」という手法が現実のものとなって久しいのですが、これをさらに推し進めた研究者がいます。なんと80万冊もの本を「自動執筆」し、これをAmazonで販売するというシステムが稼働しているのです。 INSEAD大学院大学・ビジネススクールのフィリップ・パーカー経営学教授がこの10年間取り組んでいるシステムは、専門家・研究者の思考方法をもとにしたアルゴリズムを用いて任意のトピックに関する本を20分で書き上げることが可能です。 さらに、その本を様々なフォーマットにレイアウトしなおすことで即座にAmazon.comで販売することができます。在庫は電子書籍やプリント・オン・デマンドなので保管費用がかかりません。 システムを構成するのは「あるトピックに関する情報源のデータベース」「そこから情報を抜き出すクエリ」「情報を
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