![【PC使いこなし塾】 Microsoft Office 2016をこれから使うあなたへ【第3回】 ~Wordでビジネス文書を書く際の注意点とテクニック](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/da43394cc95d00a1e6bc8e2e3231363fd2b1d623/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fpc.watch.impress.co.jp%2Fimg%2Fpcw%2Flist%2F755%2F610%2Fimportant_image.png)
マクロを悪用した不正プログラムは、古くから利用されてきました。しかし、2014年後半以降、この不正プログラムを利用した攻撃が目立ってきています。図1は、Microsoft の Wordファイルに表示されるセキュリティの警告です。マクロは初期設定で無効になっています。今回は、この警告がなぜ重要なのかを考える良い機会になるでしょう。 私は何人かの同僚に質問しました。「影響力の大きい、マクロを悪用する不正プログラムと言えば、真っ先に何を思い浮かべる? できれば感染経路が Eメールのもので」。最初に返ってきた共通の回答は「メリッサ(「W97M_MELISSA.A」などとして検出)」でした。在職期間の長い同僚からは、「WM Concept」や「LAROUX」といった名前が挙がりました。さらに、2005年から 2008年頃に多く確認されたマクロを悪用する不正プログラムを別の同僚に挙げてもらったところ、
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