2月25日の記事では,日本の若者のパソコン所有率(利用率)が国際的にみて低いことを明らかにしました。これと関連して出てくる問題は,彼らのコンピュータスキルがどうなのかです。高度情報社会を生き抜く上で,パソコンスキルは不可欠ですが,そのレベルはどうなのでしょう。 OECDの国際学力調査PISA2009では,対象の15歳生徒に対し,自身のパソコンスキルの自己評定を求めています。以下の5つの項目を提示し,該当するものを選ばせる形式です。 https://pisa2009.acer.edu.au/downloads.php これらへの回答を合成して,対象生徒のコンピュータスキルのレベルを測る尺度をつくってみましょう。「1」という回答には4点,「2」には3点,「3」には2点,「4」には1点のスコアを与えます。この場合,各人のコンピュータスキルは,5点~20点のスコアで計測されることになります。全部4
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