ふづきです。 カーテンが捲れた先に見える空が白く淡く染まり始める頃、顔にそっと吹きかける微風が思っていたそれよりも冷たく感じる。 夏の暑さに馴れた身体は、湿り気のない風を感じると違和感を覚え、いつもとは違う何かを肌で感じる。風物詩は、たった数度、僅か数パーセントの違いを嗅ぎ分け、舞台の主役を入れ替わる。誰に教わったのか、それとも感性なのか。当たり前のようにこなす姿を思うと、自分の役割とは何なのかと、ふと、真面目に考えてしまう瞬間が訪れる。馬鹿の一つ覚えのように、黙々と掃除を始め、夏バテ気味の観葉植物に水をやり、湿気った身体に目一杯陽射しを浴びる。…嫁が目覚めた数時間後の遅いルーティーン。毎日呆れられながらも、寄り添ってくれる嫁と、勝手ながらも自分なりのスタンスで嫁を支えているつもりの自分。 毎日が当たり前に感じられるのは、嫁という存在があるから。 いつもと同じ24時間という、昨日と全く同じ
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