折り畳みハンドルを除けばいわゆる“普通の”ラジオ然としたデザインで、アナログなチューニングバーも懐かしい印象だ。本体サイズは幅130×奥行き52×高さ77mm、重量は285g 首都直下型地震が今後4年以内に発生する確率は70%(東京大学地震研究所の試算)というショッキングな報道が1月にあった。本気で万全の備えを考えておかなければならないが、災害時に携帯電話やスマートフォンによる情報がいかに重要かは先の震災で身に染みた人も多いことと思う。 重要なのが電気というインフラが復旧するまでに、情報端末をどう維持するかという問題だ。特にスマホはバッテリーによる稼働時間が比較的短いものが多く、早い段階でバッテリー切れになる恐れがある。そんな状況で活躍しそうなものとしては、手回し発電機がまず思い浮かぶところ。特に停電が長期に及んだ場合はかなり役に立ってくれるだろう。 今回紹介するソニーの「ICF-B03」