1人じゃない、アイビーがそう認識していく様子を丁寧に描く ──堀内監督は「最弱テイマー」が初めての監督作品となります。まず、どのような経緯で監督を務めることになったのか教えてください。 「最弱テイマー」は、私が所属しているSTUDIO MASSKET初の元請け制作作品なんです。そういった経緯もあって、スタジオの中で年齢と経験が一番長い私が監督を仰せつかることになりました。そこから原作とコミカライズを一気に読み、同作をどのように描くべきか、総監督の山内(重保)さんとともに考えていきました。 ──そもそも「最弱テイマー」は、異世界転生ものの一種です。異世界転生ものといえばチート能力で無双する展開が思いつきますが、同作の主人公・アイビーは“星なし”(最弱ランク)として村を追放されてしまいます。 流行している異世界転生ものと「最弱テイマー」が大きく異なるのは、チート能力が与えられていないところです
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