インフルエンザで死ぬ人 こんなタイプが危ない! 今月上旬、岡山県倉敷市の小学3年の男児がインフルエンザ脳症を起こして死亡した。インフルエンザが大流行した2005年には、インフルエンザと明確な関係があるとされる死亡者が1818人も出た。 過去20年の中で最も早く流行が始まった今年は、よりしっかりした対策を講じないとヤバイのだ。 「インフルエンザで死ぬ人」は、何か特別な要因を持っているのか? 呼吸器を専門にする「十条堀江クリニック」の堀江秀治院長に聞いた。 まず、喫煙者だ。 「たばこに含まれる成分で気道の粘膜がしょっちゅう強く刺激されウイルスに感染しやすい。さらに喫煙者は慢性気管支炎や肺気腫などのCOPD(慢性閉塞性肺疾患)のリスクを上げます。これを患っている人は、肺の活動が低下していますから、やはりインフルエンザに感染しやすく、悪化しやすいのです」 COPDは、1日の