連載目次 レイヤ2は身内を結ぶためのもの ネットワークの技術者でも専門家でもない筆者だが、十数年も、1ユーザーとしてインターネットに接していると「OSI参照モデル」などというお勉強系の用語は、かなり昔に小耳に挟んだにすぎないが「レイヤ2」と「レイヤ3」の違いが感覚的に分かるようになるから不思議だ。というより、資料調べ、取材、執筆活動を通して、それぞれの技術仕様や機器の説明に接する中で、知らず知らずのうちにその違いが脳漿に深く染み込んでいったようだ。 その感覚的な違いとは筆者の場合、以下のように認識している。 シロートならではの大胆かつ怖いもの知らずな物言いなのを承知で書いているのだが、家庭内、オフィス内でほかのパソコンと情報のやりとりをする場合、「LAN」や「イーサ」という言葉を強く意識している自分がいる。もちろんその上には、NetBEUI、AppleTalk、各種アプリケーションといった
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