7日から、日本印刷技術協会が主催する「PAGE 2007」が3日間にわたってスタートした。今年のテーマは「21世紀のカラフルメディア」。印刷関連の展示を中心として始まったこのイベントは、インターネットやPDFなどの電子メディアが活性化していく中で、近年は従来の印刷関連製品に加えてクロスメディアに対応した製品が増加する傾向にあり、その内容が大きく変化してきている。そのため、DTPやデザインだけでなく、WEB制作やモバイル、デジタルフォトをテーマとした展示やカンファレンス、セミナーも増えている。 DTP関連の製品として話題になったのが、日本のDTP市場で6割〜8割近くの市場を持つ「QuarkXPress」の次期バージョンの日本語版。今回のイベントで初めて一般に公開されたバージョン7日本語版は、ユニコード対応やオープンタイプフォントのサポートなど、Mac OS Xの機能をフルに活用できる仕様に