『みえないばくだん』 さく おおしばよしこ こうせい じょうたろう むかし、せんそうがありました。 そらにひこうきがたくさんとんできて ばくだんをおとしたり おとされたりしました。 とかいにすんでいた こどもたちは がっこうのおともだちと しゅうだんそかいをしました。 おとなが こどもだけでも まもらなくてはいけないとおもったからです こどもはいなかのあんぜんなところににげました それから なんじゅうねんかたって えらいひとたちがべんりになるものをつくりました。 とかいにばしょがないから いなかのとちがあるところにつくりました とかいのひとは 「たくさんでんきがつかえてべんりだな」とよろこびました いなかのひとたちは 「しごともふえて、おかねももらえてくらしもらくになるな」とおもいました えらいひとたちは 「みんなもよろこんでいる。もっとつくったほうがい