NECが中国レノボ・グループと交渉していた携帯電話事業の統合を見送る見通しとなった。赤字の同事業をレノボ主導で立て直す考えだったが、出資比率などで条件が折り合わなかった。NECは独力での事業構造の維持は困難と判断、スマートフォン(スマホ)事業から撤退する。他社の手薄な従来型の携帯電話に特化し、携帯事業の大幅縮小で収益の改善を急ぐ。米アップルや韓国サムスン電子の躍進で国内勢は苦戦が続く。NECは
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