2007/11/15 米サン・マイクロシステムズと米デルは提携し、デルがSolarisをインストールしたサーバを販売すると11月14日(米国時間)に発表した。サンはIBMとも同様の提携を8月に結んでいる。開催中の「Oracle OpenWorld」で講演したサンのCEO ジョナサン・シュワルツ(Jonathan Schwartz)氏は提携を加速させている理由を「コミュニティが求めているから」と説明した。 提携は複数年にわたるOEM契約。デルのPowerEdgeサーバ購入時にSolarisを選択可能にする。シュワルツ氏によると「Solarisユーザーの3分の1はデルを使っている」といい、「両社のマーケットにとってよいことだ」と強調した。サンとデルはサーバ製品で競合するが、「競争しながら協力していく」という。両社は仮想化技術やISVサポートでも協力する。 サンのCEO ジョナサン・シュワルツ氏